こんにちは。
Keicoです。
5日間のLas Vegas滞在を終えて
Hawaiiに戻ってきました。
今回のLas Vegasへの目的は、全米No.1の規模を誇るウェディグフォトのイベントWPPIへ参加すること。
WPPIとは、年に一度Las Vegasで開催される
Wedding Portrait Photographers International
という世界各地からプロフォトグラファーが集い、
ウェディング業界の私たちにとっては、年に一度の大きな祭典です。
今回Better Halfからは、社内研修としてNaoya, Mike, Hilo, Kanae, Keicoが参加してきました。
そして東京からNick, Shuも合流しました。
2/25の早朝Las Vegasにたどり着いた私たちは、早速WPPIに向かいました。
イベント初日2日間は、写真のコンペの審査を公開しています。
HawaiiのBetter Halfからは、Naoyaが出展。
世界各国から、印刷された写真作品が応募され、
テーマ別シチュエーション別にカテゴリわけされ、
それを一つ一つ5人の審査員がスコアをつけていきます。
写真としての構図などはもちろんのこと
ライティング
ストーリー性
プリントの仕上げ方
プリントされた写真を審査員たちが目の前10センチほどの距離で細部の細部までチェックしていきます。
度肝を抜く完成度の高い写真たちが続々と審査される中、
見事Naoyaの作品は、見事silver awardにノミネートされました!!
ノミネートされた作品は翌日のEXPO会場でも展示がせれていて、
実際に間近でその作品を見ることができました。
審査とともに、イベント2日目からは、たくさんのクラスが開催されます。
世界各国で活躍している分野を問わないフォトグラファーや、技術者、経営者などが講師を務め、
様々な方法で講義をしてくれます。
実際に撮影方法を実技で教えてくれるクラスがあったり
これからのウェディングフォトのあり方を伝えるクラスがあったり
内容は様々です。
私が一番興味深かったのはフィルムの講義。
フィルムの適切な撮影の仕方から、
各フィルムの色合いや色彩、コントラストの特徴を学んだり、
フィルムを撮影した後のスキャンニングの特徴を現像ラボの方が講義してくれました。
今はデジタル化の勢いで、スピードと量優先で一枚のクオリティーよりも、
この価格で何枚の写真データをもらえるのかってことばかりが
問われてしまいがちな日本人のウェディング…。
10代の頃からフィルムから撮影し、
暗い暗室にこもって自分で現像し、
何度も何度も印画紙に焼いてはボツ、
またこうでもないあーでもないと
何枚も何枚も一つの写真に
心を込めて仕上げる写真の素晴らしさに魅了されて、
この道に進んだ自分の原点を教えてもらえた気がしました。
撮影することで一瞬に魂を込めてシャッターを切り
撮影した写真を納得のいく一枚に仕上げること
こういった一連の流れがあるからこそ
一生大事にしてもらいたい
一生大事にしたい一枚が仕上がるんだ
と改めて感じました。
EXPO(展示場)には、
日本でもお馴染みのカメラメーカー各社や
アルバム制作会社
カメラアクセサリー類や
撮影用照明メーカー
メディアメーカー
などなど…
各社のブースがあり、新商品などを手にとって見たり試したりができます。
ずっと行動をともにしていたKanaeは、印画紙とシフトレンズに興味津々でした!
WPPIに参加させて頂き、世界最高峰のレベルに触れることの大切さを改めて感じることができました。
今回得ることができた様々なことを、私たちBetter Halfのこれからの活動に活かしていきたいと思いますのでみなさんご期待ください!
それでは、ハワイでお会いできるのを楽しみにしています!
Keico